分光分析データを掘り下げる

分光分析とメタボロミクスという最強の組み合わせ

BrukerのAMIXは、データを最大限に活用するための強力なツール群を提供します。AMIXには、統計解析と分光分析の日常業務が多数搭載されています。メタボロミクス、低分子化合物の研究、混合物解析といった様々なアプリケーションで、生産性を向上させることができます。

他にない機能としては、NMRデータとMSデータの複合解析機能があります。例えば構造検証などの多くのアプリケーションで、一方のデータの確証を他方のデータから得ることができます。また、メタボロミクスなどでは、両者のデータは互いに補完し合います。カスタマイズ可能なユーザーインターフェースと高度に最適化されたパフォーマンスも、AMIXの強みです。一般的な解析ツールに加えて、アプリケーシ別に特化したツールキットも複数用意されており、個別に呼び出すことも、組み合わせて使用することもできます。AMIXはWindows、LinuxおよびUnixに対応します。

主要なAMIXツールキット

  • タンパク質-リガンドのスクリーニング
  • 低分子化合物の構造検証
  • 複雑な混合物の分析的プロファイリング
  • スペクトルベース
  • メタボロミクス

特長

  • 最大四次元の各種モダリティによるデータを明確に評価
    (NMR, LC-NMR, MS, LC-MS, FT-MS, UV)
  • スペクトル解析ツールセットを装備:スペクトルの代数計算、パターン認識、パターン探索、各種ハイスループットツール、完全なピーク/多重線解析、データマッチングなど
  • スペクトルの準備や独自のスペクトルベースを構築できるデータ取り扱い・管理ツール
  • スペクトルをORACLEデータベースで直接保存・使用可能にするSQLインターフェースオプション
  • 線形解析、ピークモデリング、最大エントロピー法、パターン定量などを用いたピーク積分を含めた、相対定量/絶対定量ツール
  • バケット表計算やスペクトルマッチングなどの重要な機能を他のプログラム環境(例えばTopSpin Auプログラム)で実行可能にするコマンドモード

スペクトルベースおよびデータベース

AMIXには、お客様が独自のスペクトルベースを構築する、あるいはBrukerが販売するスペクトルベースを利用するのに必要な全てのツールが揃っています。スペクトルはクリーンアップと帰属を行った後、専用の圧縮フォーマットで保存されます。自動化と履歴トラッキング機能により、高速バッチ処理が可能になります。スペクトルにはユーザー定義のキー、分子情報、外部データベースへのリンクを添付することができ、保存先にはディスク、またはORACLEなどのSQLデータベースを指定できます。全ての主要なAMIXツールキットで、このように保存したデータの効率的な選択が可能になります。

  • スペクトルのクリーンアップのためのツールキット
  • 自動およびバッチ処理対応のクリーンアップ用ツールを利用可能
  • 履歴機能によるクリーンアップのトラッキング
  • ユーザー定義キーを添付することで、スペクトルベースからの効率的な選択が可能に
  • 化合物の別名の登録が可能
  • スペクトルベースには一次元、二次元のNMRデータと分子構造の保存が可能
  • AMIXで複数のスペクトルベースの取り扱いが可能
  • スペクトルベースには、内部のどのアプリケーションからでもアクセス可能(例えば、メタボロミクスのローディング解析結果のリンク)

タンパク質-リガンドスクリーニング

受容体ベースの手法

  • スペクトルの変化を検出するための自動HSQC比較
  • 変化の発生源を識別するためのPCA解析
  • スペクトル間での帰属の移管
  • 試薬の量を調節した一連のピークの追跡
  • 表形式のレポート(例えば、ピーク高さ、ピーク面積、線幅など)
     

リガンドベースの手法

  • 自動一次元マッチング技術
  • SeeDs:統合された一次元、STDLOGSYおよびCPMG解析(競合リガンドあり/なし)
  • SeeDsのセットアップ
  • SeeDsの自動実行
  • データの結合表示
  • 表形式のレポート

複雑な混合物の分析プロファイリング

AMIXのプロファイリングモジュールでは、複雑な混合物の同定と定量を行うことができます。スペクトルと分子の情報は、スペクトルベースおよびナレッジベースで提供されます。本モジュールは一次元・二次元NMRならびにLC-MSのスペクトルに適用できます。

  • スペクトルベースとリファレンスデータを用いたサブスペクトルマッチングによる、より安全な同定
  • 一次元、COSY、TOCSY、HSQC、LC-MSを合わせた同定データ
  • ナレッジベースでは、シグナルの多重性やカップリングなどの詳細情報も提供
  • 一次元/二次元HSQCスペクトルを定量
  • 相対定量、絶対定量が可能
  • 通常の積分、線形解析、最大エントロピー法など、様々な定量手法を利用可能
  • 結果を完全にインタラクティブに操作可能
  • 簡易バージョン、詳細バージョンのテキスト、htmlおよびxml形式レポートを作成可能
  • 結果テーブルはPCA解析(ターゲットメタボロミクス)のための入力データとしても利用可能

メタボロミクス

AMIXではNMR、HPLCおよびLS-MSデータの分光分析と統計解析が完全に統合されているため、有効なメタボロミクス分析結果を効率よく見つけ出すことができます。

  • 外部テーブルのインポート機能を含む様々なバケット法
  • PCA, SIMCA, PLS, PLS-DA, PREDICTION
  • クロスバリデーション、テストセットバリデーション
  • 各種のモデル構築技法
  • スコアプロット、influenceプロット、Hotellingプロットから完全なスペクトルにアクセス可能
  • ローディングとスペクトル領域を直接リンク
  • フレキシブルな表示設定
  • 化合物の同定のためのローディングとスペクトルベースの結合
  • 質量ローディングから組成式を直接計算
  • 変数分布の解析によるアップ/ダウンレギュレーションの検出
  • 共分散分析
  • 結合共分散分析
  • 外部属性テーブルへのリンク
  • プロファイリング結果との結合

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